現在、先進医療として行われている抗EGFR抗体医薬投与前におけるKRAS遺伝子変異検査が今年4月に保険適用される見通しとなった。

 1月20日に開催された中央社会保険医療協議会の先進医療専門家会議が、既存の94の先進医療について、その普及性、有効性、効率性などを検討し、12の先進医療を、優先的に保険導入することが適切であると評価、その中にKRAS遺伝子検査が含まれたもの。なお、今回保険適用されるのは、「EGFR陽性の治癒切除不能な進行または再発の結腸または直腸癌に係るもの」に限る。

 セツキシマブは、KRAS変異がない大腸癌には効果が高いが、KRAS変異がある大腸癌には効果が低いことが知られている。保険適用になることで大腸癌の個別化治療が一層進むことが期待される。