万有製薬は1月18日、骨・軟部腫瘍の維持療法を目的としたmTOR阻害剤MK-8669のフェーズ2試験で、一部の施設で被験者の公募を開始すると発表した。公募する臨床試験は2009年11月から開始されていた。

 国内でのフェーズ2試験は、全国の医療機関で実施され、50人の患者の参加が目標。被験者の公募を行うのは当初は大阪府、三重県の2施設に限るが、状況に応じて公募施設の追加を検討するという。登録期間は、2011年6月までの予定。臨床試験への応募受付けは「治験お問い合わせセンター(0120-113-231)」まで。

 MK-8669は、海外で実施されたフェーズ2試験で、骨・軟部肉腫に対する有効性が示唆される結果が得られている。MK-8669の特徴は腫瘍の増殖を抑制することから、現在、海外で転移を有する骨・軟部腫瘍患者に、他の化学療法を実施した後の維持療法としてMK-8669を投与するフェーズ3試験が行われている。