NPO法人がん患者団体支援機構は11月8日(日)、国立がんセンター(東京・築地)をメーン会場に、全国18会場をテレビ会議システムで結び、年に1度の全国集会「第5回がん患者大集会〜変えていきます、見届けます、私の町のがん医療2009〜」を開催する。

 今回の集会の内容について、同機構理事長でジャーナリストの鳥越俊太郎氏は「癌治療を巡る状況は必ずしも満足のいくものではない。今回の大会では、患者の生の声を、医療、行政の関係者に聞いてもらう。何らかのかたちでそれを取りまとめ、アピールしていきたい」と、11月2日の記者会見で語った。

 集会では、全国の癌患者や医療現場の声をビデオ映像で流し、パネリストや全国の参加者で意見交換を行う。同機構によると、ビデオ収録のための取材を通し、地域性や意識の格差といった問題も浮き彫りになったという。「地域の相談支援センターでは、相談の3分の2が医療費の問題というところも。診察を受けに行くのに片道5時間かかる、3人の癌患者のために5人のボランティアで運営するがんサロン・・・こうした実態を、北海道編、沖縄編として紹介する」とがん患者大集会制作事務局長の緒方博史氏。

 パネリストは、国立がんセンター総長の廣橋説雄氏、日本対がん協会会長の垣添忠生氏、厚生労働省がん対策推進室長の鈴木建彦氏ら。厚生労働大臣の長妻昭氏も出席予定。

 国や都道府県の癌対策、癌医療に関する事前アンケートの結果も発表する。

 各会場とも定員になり次第締め切り。参加申し込みなど詳しくは、がん患者団体支援機構のホームページ
まで。