協和発酵キリンは、2011年には抗CCR4抗体製剤「KW-0761」の申請を目指すことを明らかにした。10月29日開催の同社の決算説明会で公表した。

 同社は2009年5月からCCR4陽性の成人T細胞性白血病とリンパ腫(ATLL)患者を対象としたKW-0761のフェーズ2試験を行っている。25人を対象に、KW-0761を毎週1.0mg/kg、8週間に渡って投与される。

 また同時に、末梢性T細胞リンパ腫(PTCL)を対象としたフェーズ1/2試験も開始している。

 CCR4はケモカイン受容体の一つで、ATLLの約90%、PTCLの約40%に認められるという報告がある。協和発酵キリンの抗CCR4抗体は、癌細胞上にあるCCR4受容体に結合して癌細胞を傷害する。