バイエル薬品は、治療抵抗性の甲状腺癌患者を対象に、マルチキナーゼ阻害剤であるソラフェニブのフェーズ3試験を開始する準備を進めていることを明らかにした。ドイツBayer HealthCare社と米Onyx Pharmaceuticals社が10月23日に開始を発表した甲状腺癌に対するソラフェニブのフェーズ3国際多施設共同治験DECISIONに参加する。

 DECISION試験は無作為化プラセボ比較試験。全身療法によるによる治療歴のない、局所進行性または転移性の放射線ヨード治療抵抗性分化型甲状腺癌(乳頭癌、濾胞癌、ヒュルトレ細胞癌)患者約400人が全世界で登録される。

 患者は、経口でソラフェニブを1日2回服用する群と同量のプラセボを服用する群に無作為に割り付けられる。主要評価項目はRECIST基準に基づく無増悪生存期間。