大日本住友製薬は10月16日、肝細胞癌治療薬ミリプラチン(商品名:ミリプラ)の製造販売承認を同日付けで取得したと発表した。ミリプラチンは専用の油性造影剤(ヨード化ケシ油脂肪酸エチルエステル)に懸濁して、肝動脈内に投与する。

 ミリプラは、ヨード化ケシ油脂肪酸エチルエステルへの親和性が高い脂溶性白金錯体ミリプラチンで、肝動脈内投与後は腫瘍局所に滞留し、長期間に渡って白金成分が徐放され、全身への曝露は少ないという特徴を持つ。

 臨床試験では、再発率の高い肝細胞癌において、初回治療だけでなく、肝切除などの他の治療後に再発した患者に対しても良好な抗腫瘍効果を示した。