グラクソ・スミスクラインは10月16日、子宮頸癌予防ワクチン「サーバリックス」の製造販売承認を同日付けで取得したと発表した。サーバリックスは、子宮頸癌を予防するワクチンとして、日本で初めて承認されたワクチンになる。

 サーバリックスの接種対象者は10歳以上の女性で、通常、1回0.5mLを3回(初回、初回から1カ月後、初回から6カ月後)、上腕の三角筋部に筋肉内接種する。

 子宮頸癌は、ほぼ100%が発癌性ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が原因とされる。発癌性HPVには 15種類ほどの型があり、中でもHPV16型と18型は子宮頸癌に多く、日本の患者では、全年齢で約60%、20〜30歳代で80〜90%から見つかる。

 サーバリックスは、HPV16型と18型をターゲットとし、独自のアジュバント(免疫増強剤)AS04を添加して、高い抗体価を長期間維持できるように設計されているという。海外で進行中の長期臨床試験においては、HPV16型と18型に起因する前癌病変を6.4年にわたり予防する効果が示されている。