中外製薬は10月16日、親会社であるスイスHoffmann-La Roche社が、抗HER2ヒト化モノクローナル抗体製剤トラスツズマブをHER2 陽性の進行性胃癌を対象に9月末に欧州で申請したと発表した。日本での申請は来年の予定だ。

 国際的フェーズ3試験であるToGA 試験の詳細な解析から、HER2 が特に高度に発現している胃癌患者に、標準化学療法(カペシタビンまたは静注5-FU およびシスプラチン)にトラスツズマブを追加した場合、延命効果が得られることが明らかになっている。全生存期間中央値はトラスツズマブ併用群で16 カ月で、化学療法のみの群は11.8 カ月だった。