中外製薬は10月15日、抗血管内皮細胞増殖因子(VEGF)ヒト化モノクローナル抗体製剤ベバシズマブの乳癌に対する適応拡大申請を行ったと発表した。化学療法との併用で申請した。

 海外で行われたフェーズ3試験の結果からから、化学療法未治療の進行・再発の乳がん患者で、化学療法にベバシズマブを併用することで、主要評価項目である無増悪生存期間の統計学的に有意な延長が認められている。日本で行われた化学療法未治療の進行・再発乳がん患者対象のフェーズ2試験でもベバシズマブの有効性が確認され、忍容性も海外の臨床試験と同等であることが示唆されていた。

 既に海外では、欧州で2007 年3月、米国で2008年2月に化学療法との併用で承認されている。