米Enzon Pharmaceuticals社は、10月5日、悪性黒色腫(メラノーマ)の術後補助療法としての「ペグイントロン」(一般名:ペグインターフェロンα-2b)の承認に関し、米食品医薬品局(FDA)の抗癌剤諮問委員会(Oncologic Drug Advisory Committee)で、票決によって推奨されたと発表した。

 ペグイントロンは、インターフェロンα-2bにポリエチレングリコール(PEG)を結合した修飾たんぱく質。米Enzon Pharmaceuticals社のペグ化技術を使って、米Schering-Plough社が製品化した。米Schering-Plough社によると、ペグ化されたインターフェロンは血中に長く留まるので、週1回投与が可能になったという。日本では、抗ウイルス薬のリバビリンとの併用で、慢性C型肝炎を適応として承認されている。

 欧州で行われた臨床試験では、黒色腫患者1256人を無作為にペグインターフェロンα-2bを投与する群と経過観察群に分けた結果、無再発生存期間の中央値はペグインターフェロンα-2b群が34.8カ月だったのに対し、経過観察群では25.5カ月と有意な違いが見られた(p=0.01)。