塩野義製薬はこのほど、癌性疼痛治療薬「オキノーム」(一般名:オキシコドン塩酸塩水和物)に、1包当たりの用量が10mgの製品を追加発売した。散剤で、癌による急な痛み(突出痛)の治療に用いられる。

 これまでは、1包当たりの用量が2.5mg、5mgの製品を販売していたが、この用量では不十分な患者の利便性を考えてのラインアップ拡充という。同社は、同じくオキシコドンを有効成分とする「オキシコンチン錠」も販売している。こちらは徐放剤のため、慢性的な痛みのコントロールに適する。

 オキシコドンは、痛みの伝達に関わるオピオイド受容体に結合するオピオイド鎮痛薬の一種。オピオイド鎮痛薬にはモルヒネ、フェンタニル、コデインなどもある。