スイスHoffmann-La Roche社は9月3日、抗CD20抗体製剤リツキシマブ(欧州での商品名:MabThera)が、再発もしくは難治性の慢性リンパ性白血病(CLL)への投与について、欧州委員会に適応拡大の承認を得たと発表した。

 今回の承認は、17カ国で行われた無作為化臨床試験「REACH試験」の結果に基づくもの。552人の再発もしくは難治性のCLL患者を、フルダラビンとシクロホスファミドによる化学療法とリツキシマブを併用する群と、化学療法のみの群に分け、無増悪生存期間が併用群で10カ月延長することを確認している(30.6カ月対20.6カ月)。

 リツキシマブは、すでにCLLの初期治療においては標準治療薬となっているが、今回の承認によって、リツキシマブと化学療法の併用が、再発もしくは難治性のCLLの治療においても有用であることが、認められたことになる。