リツキシマブ抵抗性の濾胞性非ホジキンリンパ腫(NHL)患者を対象とした抗CD20抗体製剤ofatumumab(商品名:Arzerra)の国際的多施設共同の臨床試験で抗腫瘍効果が確認されたと、開発元のデンマークGenmab社と英国GlaxoSmithKline社が8月17日に発表した。

 試験は抗CD20抗体製剤であるリツキシマブによる治療が無効となった濾胞性NHL患者を対象に行われた。ofatumumabを300mg投与した後、同剤を週に1回500mg(30人)もしくは1000mg(86人)、7週間投与した。病勢を12カ月までは3カ月ごと評価し、その後24カ月までは6カ月ごとに評価した。主要評価項目は治療開始から6カ月以降における奏効率とした。

 その結果、1000mg群の奏効率は10%で、完全奏効が1人、部分奏効は8人、安定状態は43人(50%)だった。500mg群を含めた全体の奏効率は11%だった。

 前治療として受けたリツキシマブ単独投与が無効だった患者(27人)の奏効率は22%、リツキシマブと化学療法による併用投与が無効だった患者では同7%、リツキシマブによる維持療法が無効だった患者では同9%だった。1000mg群における奏効期間の中央値は6カ月、無増悪生存期間の中央値も6カ月だった。

 治療期間および最終治療後30日間において、予期しない副作用は認められなかった。発生頻度が10%を超えた主な有害事象は、皮疹と蕁麻疹、掻痒症、倦怠感、悪心、発熱、咳だった。