スイスNovartis社は5月29日、欧州医薬品庁の医薬品諮問委員会からmTOR阻害剤エベロリムスについて、進行腎細胞癌の治療薬としての認可推薦を獲得したと発表した。

 諮問委員会の認可推薦は、前治療後進行した進行腎癌を対象にプラセボを投与した場合とエベロリムスを投与した場合を比較し、エベロリムス群の無増悪生存期間が、プラセボ群(1.9カ月)の2倍以上に当たる4.9カ月となったデータに基づいて行われた。また、エベロリムスが増悪、死亡のリスクを67%減少することも示されている。

 エベロリムスは、既に今年3月にスニチニブまたはソラフェニブ無効腎癌を対象とした認可を獲得している。わが国では申請中だ。