日本ベーリンガーインゲルハイムは、チロシンキナーゼ阻害薬BIBW2992トリプルキナーゼ阻害薬BIBF1120のフェーズ2試験を国内で年内に開始し、来年には海外で進行中のフェーズ3試験の結果と合わせ、日米欧で非小細胞肺癌を対象に申請する予定であることを明らかにした。5月14日に開催された同社の年次記者会見後の記者懇談会で、同社取締役医薬開発本部長のThomas Kuerner氏が語ったもの。

 BIBW2992は、上皮細胞成長因子受容体(EGFR)と上皮細胞成長因子受容体2(HER2)の両方のチロシンキナーゼを不可逆的に阻害する。BIBF1120は、血管新生に必要な血管内皮増殖因子受容体(VEGFR)、血小板由来増殖因子受容体(PDGFR)、腺維芽細胞増殖因子受容体(FGFR)の3つを同時に阻害する。

 また、Kuerner氏は、PLK-1阻害剤のフェーズ1試験を今年末までに国内で開始することも明らかにした。