Intrexon社は5月11日、黒色腫でステージIIIまたはIVの患者を対象とするINcell-1001/AD-1001の第1b相臨床試験において、最初の患者に治療を開始したと発表した。

 INcell-1001/AD-1001はIntrexon社が開発を進めた免疫調節療法。INcell-1001は固形がんを治療するために免疫調節能を調節および増強した樹状細胞である。今回の試験はオープンラベルの増量試験で、形質導入した樹状細胞のINcell-1001を腫瘍内に注入した場合の安全性、忍容性、導入遺伝子の機能、薬物動態、免疫効果を評価する。INcell-1001は、経口投与される小分子のAD-1001を用いてヒトインターロイキン12(hIL-12)が誘導発現するよう遺伝子操作されている。

 本試験の主要評価項目は、アクチベーターのAD-1001の増量により誘導されるINcell-1001の安全性と忍容性である。副次的評価項目は、hIL-12の発現レベルで表される AD-1001とINcell-1001の併用の薬物動態、そして標的腫瘍の免疫応答、リンパ液の排出、末梢循環で表される抗腫瘍活性である。