進行膵癌イリノテカンS-1を併用投与するIRIS療法のフェーズ2臨床試験(P-IRIS)を、ヤクルトが今年初めに開始したことが明らかとなった。5月7日から9日まで札幌市で開催されている日本消化器病学会総会で、北海道大学病院腫瘍センター第三内科の小松嘉人氏が、進行膵癌にIRIS療法を行ったパイロットスタディの発表の中で示したもの。なお、パイロットスタディの結果は有望で、内容は既に2008年3月の臨床腫瘍学会で発表されたものと同じだった。

 P-IRISは、切除不能膵癌を対象にセカンドラインとして、IRIS療法を行う群とS-1のみを投与する群を比較するもの。各群60人ずつが登録される予定で、主要評価項目は、無増悪生存(PFS)だ。


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