メディネットは、同社の契約医療機関である瀬田クリニック新横浜名古屋大学医学部附属病院が、2005年6月から切除不能局所進行膵癌を対象として行っていた化学療法と免疫細胞療法を併用する臨床研究の結果に関する論文が、米国膵臓学会の学術誌「Pancreas」(April 2009 - Volume 38 -)に掲載されたと発表した。

 掲載された臨床研究は、切除不能局所進行膵癌患者を対象にゲムシタビンと免疫細胞療法(樹状細胞ワクチン療法及び活性化自己リンパ球療法)を併用したもの。安全性と有効性の評価が目的だった。

 研究の結果、併用による重篤な副作用はなく、5人中1人で明らかな癌の縮小(部分奏効)、2人では6カ月以上の癌の進行の停止が認められた。また、免疫学的な解析から、癌細胞に対する特異的な細胞傷害性Tリンパ球(CTL)が誘導されていたことも分かった。