Poniard社は3月25日、小細胞肺癌を対象とした白金系抗癌剤picoplatinのフェーズ3試験「SPEAR Study of Picoplatin Efficacy After Relapse)trial」の登録者が目標である400人に達したと発表した。独立モニタリング委員会のもと、安全性と有効性の評価が行われることになる。

 Picoplatinは、白金系製剤に抵抗のある固形癌を対象にデザインされた白金系抗癌剤。

 同試験で対象となったのは、ファーストライン治療で、白金系製剤の化学療法で失敗したか、6カ月以内に病状が進行した再発性の小細胞肺癌患者。

 試験は、「picoplatin+支持療法」と「支持療法のみ」を比較する多施設国際共同無作為化コントロール試験で、欧州、南アメリカ、アジアの16か国100施設以上の患者が登録した。

 主要評価項目は、全生存期間。その他、全奏効率や無増悪期間、疾患管理なども評価される予定だ。

 これまで、1100人以上がpicoplatinによる治療を受けているが、他のプラチナ製剤で一般的にみられる腎毒性や神経毒性は低く血液学的有害事象は対処可能で、安全性に関するデータも得られているとう。

 現在、小細胞肺癌に対するフェーズ3試験に加え、転移性大腸癌と去勢抵抗性の前立腺癌を対象としたフェーズ2試験が行われている。