米OSI Pharmaceuticals社と米Genentech社は3月19日、進行非小細胞肺癌患者で、白金系抗癌剤によるファーストライン療法を受け、進行しなかった患者を対象に、EGFRチロシンキナーゼ阻害剤であるエルロチニブをファーストラインのメインテナンス療法に利用することを求めた適応拡大申請を、米国でOSI社が、欧州でスイスHoffmann-La Roche社が行ったと発表した。

 今回の欧米での申請は、プラセボ設定大規模フェーズ3無作為化試験SATURNの結果を受けて行われたもの。OSI社とGenentech社は2008年11月にSATURN試験の主要評価項目が達成できたことを発表していた。

 SATURN試験では、ステージ3Bから4の非小細胞肺癌で、少なくとも4サイクルの白金系製剤による初回治療の後に進行していない患者を対象に、メインテナンス療法としてエルロチニブ、あるいはプラセボを投与した。およそ160施設の889人が登録された。主要評価項目は無増悪生存期間。SATURN試験の詳細は5月末から開催される米国臨床腫瘍学会で発表される。