わが国が中心になって行われた、切除不能進行胃癌に対するベバシズマブ国際共同治験AVAGASTの患者登録が、2008年11月に終了したことが明らかとなった。安全性に大きな問題は生じておらず、2009年第2四半期から第3四半期に中間解析が行われ、最終解析は2010年第1四半期から第2四半期に行われる見通しだ。これは2月20日に都内で開催された第42回制癌剤適応研究会で、国立がんセンター東病院消化器内科の大津敦氏が発表したもの。

 AVAGAST試験は、患者をカペシタビンシスプラチンプラセボを投与する群と、カペシタビン、シスプラチン、ベバシズマブを投与する群に分けて行われている。主要評価項目は全生存率で、2007年9月に患者登録を開始、2008年11月に769人で患者登録を終了した。日本と韓国が登録患者全体の40%以上を占めている。