ロシュ・ダイアグノスティックスは、KRAS遺伝子の変異を検出するキットを研究用として3月中に発売することをこのほど明らかにした。また、EGFRの変異を検出するキットも研究用として6月から7月頃に発売するという。両製品とも年内には体外診断薬としての申請を行う計画だ。

 KRASは、遺伝子変異があるとセツキシマブなど抗EGFR抗体が有効である可能性が少ないことが知られ、EGFRは、特定の遺伝子変異があるとゲフィチニブなどのEGFR受容体阻害剤が高い効果があることが示されている。両製品とも英DxS社から導入した製品で、スコーピオンアームズ法という方法でKRASは十数個、EGFRは29個の変異を検出できる。KRAS検出キットの国内での販売価格は未定だが、欧州では400ユーロで販売されている。