米Curis社は2月9日、提携先の米Genentech社米国立がん研究所(NCI) 癌治療診断部門DCTD)が、低分子ヘッジホッグ阻害剤GDC-0449」に関する共同研究(CRADA)契約を進めていると発表した。

 GDC-0449は、腫瘍細胞の増殖に関与しているヘッジホッグシグナルを阻害する経口剤。Genentech社はすでに結腸直腸癌や進行性卵巣癌、進行性基底細胞癌のフェーズ2臨床試験を実施している。

 このCRADA契約によって、再発もしくは難治性髄芽腫の若年者を対象としたフェーズ1臨床試験が行われる見込みで、患者登録はすでに開始されている。さらにNCIは、小細胞肺癌や膵癌などについても、臨床試験を計画しているという。