米Genentech社は、1月21日、National Surgical Adjuvant Breast and Bowel Project(NSABP)より、結腸癌のアジュバント療法にベバシズマブ(商品名:アバスチン)を使用する臨床試験、NSABP C-08の最新のスケジュールについて通知を受けたことを報告した。最終的な試験結果は2009年4月中旬に伝えられる予定だという。

 データの入手が可能になる正確な時期は、特定の時期までに病勢進行を認めた患者数で決まる。4月中旬までに病勢進行を認めた患者数が、本試験の統計学的解析計画に定められた必要数に達しなかった場合、NSABPは本試験を続行する予定で、最終結果は2009年の第2四半期後半に明らかになるとみられる。

 2710人の患者が参加した本試験はNSABPが実施し、米国国立癌研究所が支援している。NSABP C-08は、ステージ2または3の結腸腺癌を切除した患者の無病生存期間について、FOLFOX6(5-FU、ロイコボリン、オキサリプラチン)とベバシズマブの併用療法、またはFOLFOX6単独療法を行った場合の効果を評価するためにデザインされた、第3相無作為化多施設試験である。

 本試験は最初に米国で実施されており、この2アームの試験に登録した患者は、術後にFOLFOX6単独療法を6カ月間受ける群、またはFOLFOX6とベバシズマブの併用療法を6カ月間受けた後にベバシズマブの単独投与を6カ月間追加する群に、無作為に割り付けられている。