乳癌検診を「受けたいが、受けたことがない」女性は、「診療時間中に行くことが困難」や「マンモグラフィは痛そうだから」などの理由で受診に踏み切れていないことが明らかになった。

 これは、アストラゼネカが、本年10月に開催した乳癌啓発イベントブースを訪れた女性のうち、30代から50代748人の回答結果を集計したもの。その結果、乳癌検診を「受けた」384人(51.3%)、もしくは「受けたい」339人(45.3%)と全体の約9割が検診に肯定的な考えを持っていることがわかった。

 ただし、「受けたいが、受けたことがない」女性では、「診療時間中に行くことが困難」58人(17.1%)、「マンモグラフィは痛そうだから」57人(16.8%)、「自分が乳癌になると考えたことがなかったから」56人(16.5%)、「どこで受診すればよいかわからないから」40人(11.7%)、「男性医師に診られるのが嫌だから」36人(10.6%)などの理由で、受診に踏み切れていないことが明らかになった。

 今回の調査は、乳癌啓発イベントに訪れた女性を対象としており、そもそも乳癌に対する興味がある女性が対象となっているといえる。にもかかわらず、45.3%の女性が何らかの理由により、検診受診に至っていないことは、乳癌検診の内容に関するイメージが正確に伝わっていない可能性がある。現在日本では、約20人に1人の女性が乳癌になっている現実、マンモグラフィは必ずしも痛みを伴わないことや、女性医師や女性技師による検診が増えている点などの積極的な情報提供が望ましいといえる。