中外製薬は、11月26日抗VEGF(血管内皮増殖因子)ヒト化モノクローナル抗体ベバシズマブ(商品名「アバスチン」)の非小細胞肺癌(NSCLC)への適応拡大申請を行ったと発表した。化学療法剤と併用されることを見込んでいる。

 海外で行われた2つの主要なフェーズ3臨床試験(E4599試験およびAVAiL試験)により、プラチナ製剤をベースとした標準的な化学療法にベバシズマブを併用することで、扁平上皮癌を除く未治療の進行・再発のNSCLC患者の生存期間および/または無増悪生存期間を標準的な化学療法と比較して統計学的に有意に延長することが示されている。この結果により、欧米では扁平上皮癌を除く進行・再発のNSCLC(扁平上皮癌を除く)の一次治療として承認されている。

 わが国では、カルボプラチン、パクリタキセルを併用薬としたフェーズ2試験結果とゲムシタビン、シスプラチンを併用薬としたAVAiL試験の結果に基づいて申請が行われた。