ドイツBoehringer Ingelheim社は、11月17日、複数の血管新生に関連する受容体を阻害するBIBF1120(商品名「Vargatef」)の非小細胞肺癌を対象にした大規模フェーズ3臨床試験を開始したと発表した。開始したフェーズ3臨床試験はLUME-Lung1とLUME-Lung2と名づけられた試験で、限られた治療選択肢しかない進行非小細胞肺癌患者を対象に、標準的な化学療法剤と併用で行われる。

 BIBF1120はVEGFR1から3、PDGFRaとb、FGFR1と3を阻害することで血管新生を抑制する作用を持つ。

 また、Boehringer社は最も開発が進んでいるBIBW2992(商品名「Tovok」)が非小細胞肺癌の一次治療薬として2番目の大規模試験LUX-Lung3も近く開始されることも明らかにした。