早期の大腸癌患者に対し実施されているベバシズマブ(商品名「アバスチン」)と化学療法を併用するフェーズ3試験、National Surgical Adjuvant Breast and Bowel Project(NSABP)C-08が予定通り続行されることとなった。NSABPより通知を受け、米国Genentech社が10月20日に発表した。

 このNSABPの決定は、中間解析後に出された独立組織の効果安全性委員会(Data Monitoring Committee:DMC)の推奨に基づくものだ。DMCは患者の安全性および有効性のモニタリングを行うだけでなく、試験の中止または続行についての推奨にも責任を負う。

 NSABP C-08の対象は、ステージ2または3の大腸癌患者2710人。5-FU、ロイコボリン、オキサリプラチンによるFOLFOXとベバシズマブの併用療法、またはFOLFOX単独療法を術後6カ月間行い、効果を評価する。主要評価項目は無病生存期間、副次的評価項目は全生存期間である。本試験は米国国立癌研究所により支援されている。

 Genentech社は、NSABP C-08の最終結果は2009年半ばに得られると予測している。