米Genentech社とスイスHoffmann-La Roche社の子会社であるGlycArt社とRoche社は、10月3日、GlycArt社のヒト化抗CD20モノクローナル抗体製剤GA101について、Genentech社がライセンスを獲得し、商業化に向けて共同開発することで合意したと発表した。GA101は、直接的な作用と免疫系を介しての療法で殺細胞効果を高めるように改変された抗体製剤で、血液癌や非ホジキンリンパ腫などB細胞異常に関連した疾患の治療薬になる可能性がある。

 わが国で開発される場合には、中外製薬が第一選択権を保有することになる。

 GA101は現在、非ホジキンリンパ腫や慢性リンパ性白血病などのCD20抗原が発現しているB細胞性の癌を対象にフェーズ1/2試験が行われている。GlycArt社とRoche社は、フェーズ1試験の最新結果を12月に開催される米国血液学会で発表する予定だ。