独Bayer HealthCare Pharmaceuticals社と米Onyx Pharmaceuticals社は、8月21日、マルチキナーゼ阻害剤ソラフェニブ(商品名「ネクサバール」)を肝細胞癌の術後補助療法として投与する国際的なフェーズ3臨床試験を開始したと発表した。日本もこの臨床試験に参加する予定だ。

 開始された臨床試験はSTORM(Sorafenib as Adjuvant Treatment in the Prevention of Recurrence of Hepatocellular Carcinoma)と名づけられた。臨床試験は、国際的な複数の施設で行われる計画で、約1100人の患者が登録される。手術や他の手段によって腫瘍を取り除いた患者が対象。試験の主要評価項目は無再発生存期間。副次評価項目は、全生存期間、再発までの時間、安全性など。

 試験に参加するのはすべての組織型の肝細胞癌患者で、1日2回400mgのソラフェニブかプラセボを4年間まで投与される。