バイエル薬品と富士フイルムRIファーマは8月4日、同日からリンパ腫治療用放射性同位元素標識抗CD20抗体医薬品であるイブリツモマブチウキセタン(商品名「ゼヴァリン」)の受注を開始したと発表した。

 ゼヴァリンは、イットリウムで標識した抗体とインジウムで標識した抗体から構成される医薬品で、CD20陽性の再発または難治性の低悪性度B細胞性非ホジキンリンパ腫およびマントル細胞リンパ腫を対象にバイエル薬品が承認を獲得していた。

 放射性医薬品に豊富な経験を持つ富士フイルムRIファーマと7月8日付けで共同事業契約を結び、供給体制が整ったことから受注を開始したものだ。両社は共同販売促進活動を行うことになる。

 バイエル薬品は、ゼヴァリンの輸入業者および製造販売元となり、富士フイルムRIファーマが製造プロセスの一部を担う契約製造業者および完成品の国内供給業者ならびに販売業者として、ゼヴァリンの受注・配送業務を担当する。

 なお、ゼヴァリンの薬価は432万967円。