グラクソ・スミスクラインは、慢性リンパ性白血病(CLL)を対象に、抗CD20抗体製剤ofatumumab(海外での商品名「HuMax-CD20」)の日本における開発に着手したことをこのほど明らかにした。

 同社の親会社である英GlaxoSmithKline社とデンマークGenmab社は、2つの難治性CLL患者グループを対象にしたofatumumabを評価する大規模フェーズ3臨床試験の中間解析の結果、有効性を示唆するデータが得られたことを7月31日に発表している。

 中間解析は154人の患者を対象にし、難治性の138人の患者で評価可能だった。試験に参加した患者の約半数にあたる59人はフルダラビン、アレムツズマブの両方に不応性だった。またフルダラビンに不応性でリンパ節腫脹があまりにも大きいためにアレムツズマブの治療に適さないとみなされた79人のグループも試験に含まれていた。

 フルダラビンとアレムツズマブに不応性の患者における客観的奏効率は51%(p<0.0001)で、30人の患者で部分奏効が得られた。フルダラビンに不応性で、アレムツズマブの投与が適さない患者における客観的奏効率は44%(p<0.0001)となり、1人の患者で完全奏効、34人の患者で部分奏効が得られた。

 ofatumumabの投与に患者は良く耐えることができた。15%以上の頻度で見出された副作用は、発熱、下痢、倦怠感、咳、好中球減少症、貧血、肺炎だった。安全性で予想外の問題は認められなか