切除不能進行・再発大腸癌治療に対する新たな分子標的薬が近く登場する。それが抗EGFR抗体であるセツキシマブだ。そして、適応条件となるEGFR陽性を確認するための免疫染色キットも近く利用可能になる。

 上皮成長因子受容体(EGFR)は、癌の増殖や浸潤に関与し、分子標的薬のターゲットとして注目を集めている。先行した乳癌における、同じErbファミリーであるHER2蛋白を標的とした抗HER2ヒト化モノクローナル抗体(トラスツズマブ)治療では、同時にHER2蛋白の過剰発現を確認するキットが体外診断薬として承認され、治療薬の適応の可否を見分けるために広く使われている。

 では、大腸癌での抗EGFR治療はどのように行われていくのか。5月15日から開催された第97回日本病理学会総会ランチョンセミナー「大腸癌における病理検査と臨床の新しいアプローチ」(共催:メルクセローノ/ブリストルマイヤーズ)では、国立がんセンター東病院臨床開発センター臨床腫瘍病理部部長の落合淳志氏が大腸癌でのEGFR発現に関する病理学的評価の実際について講演し、次いで国立がんセンター東病院消化器内科の吉野孝之氏が、大腸癌における抗EGFR治療の実際について語った。


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