マルチキナーゼ阻害剤スニチニブの、大腸癌への適応拡大を目指した臨床試験が国内で開始されていることが明らかとなった。5月8日から10日まで福岡市で開催されている日本消化器病学会のランチョンセミナー17「大腸癌化学療法‐世界標準を日常臨床へ‐」の中で演者の高知医療センター腫瘍内科の辻晃仁氏が公表したもの。

 大腸癌を対象にした臨床試験は、大腸癌化学療法の標準的レジメンの1つであるFOLFIRI(フルオロウラシル、ロイコボリン、イリノテカンの併用)レジメンとの併用で行われている。ファイザーによると海外と同時期に行われている試験だという。