メディネットは、4月1日、北海道のベンチャー企業であるバイオイミュランスと、Th1細胞を用いた免疫細胞治療に係る基盤的技術の共同開発を3月31日に完了し、今後、実用化に向けた研究開発を進めていくと発表した。

 メディネットが手掛けている活性化自己リンパ球療法のうち、T細胞を使うものとしてαβT細胞療法、γδT細胞療法がある。これらはT細胞の中でもキラーT細胞と呼ばれる種類だ。一方、バイオイミュランスは、抗原特異的Th1細胞を扱う技術を持っている。Th1細胞とはT細胞の中でもヘルパーT細胞と呼ばれ、細胞性免疫に関わっていると考えられているものだ。

 メディネットは、Th1細胞は、これまで自社が技術を持つT細胞とは異なった種類の細胞で、組み合わせなどを行うことで新たな治療効果が得られる可能性があると考え、Th1細胞を扱う技術を導入するため、バイオイミュランスと提携していた。今回、この技術を習熟したため、業務提携を完了し、自社で研究開発に取り組んでいく考え。

 今後は、Th1細胞をどのように使っていくべきか、さらに詳しく開発を進めていく予定だ。