胃癌患者を対象にマルチキナーゼ阻害剤のスニチニブと経口5-FU系抗癌剤のS-1、白金系抗癌剤のシスプラチンを併用投与するフェーズI/II臨床試験が6月から国内で開始されることが明らかとなった。フェーズI試験は2007年11月から実施されている。胃癌患者に5-FU系抗癌剤と白金系抗癌剤を併用投与するフェーズI/II試験は韓国でも準備中だ。

 スニチニブを進行胃癌にセカンドラインとして単剤で投与した試験の結果が昨年の欧州がん学会(ECCO)で韓国のBang YJ氏らによって発表されている。その結果、評価可能だった72例のうち、部分奏効(PR)が2例(2.8%)、安定状態(SD)が17例(23.6%)で、疾患制御率は26.4%だった。増悪までの期間の中央値は11.1週で、全生存期間の中央値は47.7週だった。