アストラゼネカがアロマターゼ阻害剤アナストロゾールの閉経前乳癌を対象にしたフェーズIII臨床試験を最近、国内で開始したことが明らかとなった。アロマターゼ阻害剤の主要3製剤のうち、閉経前乳癌を対象にした試験を国内で開始したのは、アナストロゾールが初めてになる。現在、閉経前乳癌患者にはLH-RHアゴニストとタモキシフェンの併用が行われるが、タモキシフェンよりもアナストロゾールの方が再発抑制率が高いことがATAC試験で明らかになっていることから、LH-RHアゴニストとアナストロゾールの併用を目指すものだ。

 また、アストラゼネカは、新しい作用機序で注目されるポリ-ADP-リボースポリメラーゼ(PARP)阻害剤AZD2281の乳癌を対象にしたフェーズI臨床試験をこのほど開始したことも明らかにした。