メディネットは、2月19日、神戸大学が実施する樹状細胞を用いた新たな免疫細胞療法の実用化に向けた研究に、技術支援を行うと発表した。

 神戸大学外科学講座食道胃腸外科分野は、癌に対する新たな免疫細胞療法を開発するため、癌性胸膜炎または腹膜炎の患者を対象として、患者本人と2親等以内の家族の樹状細胞を用いて、腫瘍特異的細胞傷害性Tリンパ球CTL)の誘導能について検討する研究を実施する。この研究は、「癌性胸・腹膜炎に対するアロ樹状細胞を用いた細胞傷害性Tリンパ球誘導のためのin vitroスクリーニング試験に関する研究」というものだ。

 この研究は、マウスを使った実験において、同系マウスの樹状細胞よりも他系マウス(アロマウス)の樹状細胞を用いた場合の方が高いCTL誘導能が得られることが確認されたのを受けて、ヒト樹状細胞でも同様な結果が得られることをin vitro試験で確認するものだ。