スイスCelgene International社は、2月19日、サリドマイド誘導体のレナリドミド(商品名「REVLIMID」)がわが国で2つの適応症を対象に希用薬としての指定を厚生省から獲得したと発表した。染色体5qの欠失(他の細胞遺伝学的な異常があってもなくても良い)に関連した低度もしくは中等度の骨髄異型性症候群MDS)による貧血と、少なくとも1つの前治療を受けた多発性骨髄腫患者へのデキサメタゾンとの併用の2つだ。レナリドミドは、染色体5qの欠失に関連したMDSによる貧血はフェーズII試験が、多発性骨髄腫に対してはフェーズI試験がわが国で実施されている。

 厚生省から希用薬としての指定を受けたことで、優先審査の対象になることと、研究を促進するための税制上の優遇措置などを受けることになる。