武田薬品工業は、2月18日、ドイツMerck社と進めてきたヒト化抗上皮成長因子受容体EGFR)抗体マツズマブ(EMD72000)の共同開発を中止すると発表した。ドイツMerck社が独自に開発を継続するかは検討中だという。

 今回の共同開発中止は、両者が実施してきた転移性大腸癌、胃癌、非小細胞肺癌を対象としたフェーズII臨床試験で、評価項目について期待した結果が出なかったためだという。

 武田とMerck社はマツズマブに関して、米国、日本、欧州、アジア諸国の一部を対象とした共同開発・販売契約を2005年9月に締結していた。

 なお、メルクセローノとブリストル・マイヤーズがわが国で申請しているセツキシマブとは別の抗体医薬である。