スイスHoffmann-La Roche社は、2月4日、同社の経口5FU系抗癌剤カペシタビン(商品名「ゼローダ」)の転移性大腸癌への幅広い利用が欧州委員会によって承認されたと発表した。カペシタビンは2001年に転移性大腸癌に対して単剤で承認されていたが、今回の承認で、ファーストライン、セカンドラインなどすべての治療ラインで、どの化学療法とも併用利用可能となり、さらに抗VEGF抗体製剤ベバシズマブと併用しても良いし、しなくてもよいことになった。

 わが国では中外製薬が、大腸癌を対象に、XELOX療法(カペシタビンとオキサリプラチンの併用)とベバシズマブの併用療法の承認申請を今年前半に行うことを明らかにしている。