中外製薬は、大腸癌を対象に、XELOX療法(カペシタビンとオキサリプラチンの併用)と抗血管内皮成長因子受容体(VEGF)抗体ベバシズマブの併用療法の承認申請を今年前半に行うことを明らかにした。また、今年後半には非小細胞肺癌を対象にカルボプラチン、パクリタキセルと併用する治療薬として、ベバシズマブの承認申請を行うことも明らかにした。これらは1月30日に開催された同社の2007年12月期決算説明会で公表されたもの。

 転移性大腸癌患者にわが国で行われたXELOX療法とベバシズマブの併用は、ファーストラインの治療法として日本人でも高い奏効率が得られることが先日の2008 GASTROINTESTINAL CANCER SYMPOSIUM(ASCO GI)で発表されている。

 ベバシズマブの肺癌への申請は、海外で行われた試験であるE4599試験とAVAiL試験の結果と国内で行われているフェーズII試験の結果を基に行われる予定だ。