厚生労働省は、1月22日、未承認薬使用問題検討会議での検討結果を受けて国内で治験準備中か治験実施中の医薬品に関する情報を更新した。

 癌関連では、開発企業を募集している医薬品として、ペグアスパラガーゼ(急性リンパ芽球性白血病、米国での販売名「Oncaspar」)、ストレプトゾシン(膵島細胞癌、欧米での販売名「Zanosar」)が掲載された。現状では国内で開発を行う企業などがまだ現れていない抗癌剤だ。

 国内で治験準備中、または実施中の医薬品で癌関連のものは以下の通り。厚労省のホームページには、治験に関する情報について、各企業に問い合わせるための連絡先が掲載されている。

・メサドン 癌性疼痛 帝國製薬
・アレムツズマブ B細胞性慢性リンパ性白血病 バイエル薬品
・タルク 悪性胸水 ノーベルファーマ
・デシタビン 骨髄異形成症候群 ヤンセンファーマ
・ダサチニブ 成人慢性骨髄性白血病、成人急性リンパ性白血病 ブリストル・マイヤーズ
・スニチニブ 消化管間質腫瘍(イマチニブ耐性)、進行性腎細胞癌 ファイザー
・デフェラシロックス 輸血による慢性鉄過剰 ノバルティス ファーマ
・レナリドミド 骨髄異形成症候群による貧血 セルジーン
・クロファラビン 小児急性リンパ性白血病 ジェンザイム・ジャパン
・サリドマイド 多発性骨髄腫(既治療で効果不十分な場合) 藤本製薬