スイスHoffmann-La Roche社は12月19日、抗血管内皮成長因子VEGF)抗体ベバシズマブ(商品名「アバスチン」)が欧州で腎細胞癌を対象に、インターフェロンとの併用でファーストラインの治療薬として承認されたと発表した。腎細胞癌への適応拡大が認可されたのは、世界で初めてになる。

 Roche社は、これまでの進行性腎臓癌患者を対象とした大規模臨床試験AVORENによって、ベバシズマブをインターフェロンα-2aと併用することで、インターフェロン単独投与の5.4カ月に比べて、無増悪生存期間を10.2カ月と有意に延長できることを確認していた。

 わが国での腎細胞癌への開発については、中外製薬によると検討中だという。