大塚製薬は、12月18日、米PDL BioPharma社から、同社の造血幹細胞移植前治療薬「IV Busulfex(ブスルフェクス点滴静注用)」の事業を譲り受ける契約を12月14日に締結したと発表した。大塚製薬は癌領域での展開を強化しており、現在、癌性疼痛治療剤(フェーズII)をはじめ、癌患者の口腔粘膜炎治療薬や血液癌治療薬(共にフェーズI)といった製品の開発を進めている。

 「IV Busulfex」は、PDL社により米国およびカナダで販売され、その他の地域では、ライセンス契約に基づき提携先各社を通じて世界40カ国以上で販売されている。事業移転手続きの完了後、北米では大塚製薬の米国子会社である大塚アメリカファーマシューティカル社が、現在の適応症のもと造血幹細胞移植の実施施設を対象に「IV Busulfex」の販売を行う。また慢性骨髄性白血病(CML)以外の血液癌(多発性骨髄腫非ホジキンリンパ腫)の患者への移植前治療の拡大に向けた臨床試験を米国子会社の大塚ファーマシューティカル・ディベロップメント・コマーシャリゼーション社が行う。北米以外の欧州、ラテンアメリカ、オーストラリア、日本を含むアジアなどの地域では、現在のPDL社の提携先が製品の販売を継続する。