メディネットは、11月19日、、ガンマ・デルタT細胞が持つ細胞傷害活性がモノクローナル抗体医薬と併用することで増強されることを、細胞実験で確認したと発表した。

 この研究結果は、オーストラリア・クイーンズランド州立大学と行っているガンマ・デルタT細胞療法の共同研究で得られたもの。

 ヒト由来の乳癌やBリンパ腫の細胞株や患者のリンパ節から分離したBリンパ腫の培養液に、ガンマ・デルタT細胞とモノクローナル抗体医薬を併せて添加した結果、それぞれを単独で添加した場合と比べて、細胞傷害活性が高まることを確認した。この場合のモノクローナル抗体医薬は、リツキシマブやトラスツズマブなどだ。

 この結果から、同社は、ガンマ・デルタT細胞療法とモノクローナル抗体医薬を併用することで治療効果の向上が見込まれると考えている。

 成果の詳細は、11月20日から開催される第37回日本免疫学会総会・学術集会で「Vγ9Vδ2T 細胞の癌細胞傷害能はモノクロナール抗体治療薬(リツキシマブ、トラスツツマブ)により増強する」という演題で発表する。