急性骨髄性白血病(AML)の再発を早期に診断できる遺伝子検査薬が、11月1日から保険の適用が可能になった。有用な検査が患者の負担少なく利用できることになる。保険点数は2000点(2万円)。3割負担の場合、6000円で検査ができることになる。

 保険適用が可能になる遺伝子検査は大塚製薬の「WT1 mRNA測定キット『オーツカ』」。PCR-Taqman法という方法で末梢血白血球より抽出したRNA中のウィルムス腫瘍-1遺伝子(WT1)mRNAを高感度に検査する製品だ。WT1遺伝子を高感度に検出することでAMLの微少残存病変(MRD)のモニタリングができ、白血病の再発を早期に診断できるものだ。2007年1月に承認を獲得、5月に発売されていたが、保険は利用できていなかった。

 なお、保険が適用されるのは月に1回までだが、1カ月に1回この検査薬でモニタリングした場合に臨床経過との関連が認められている。