再発・難治性T細胞急性リンパ性白血病(T-ALL)とT細胞リンパ芽球性リンパ腫(T-LBL)を対象に、ネララビン(商品名「アラノンジー」)の販売承認が10月19日に下りた。

 ネララビンの薬価収載は12月頃になる見込み。販売元であるグラクソ・スミスクラインは、薬価収載後速やかに発売する考えだ。

 ネララビンは、これまで海外で行われた臨床試験の結果、小児では初再発後の患者の55%、2回以上の再発後の27%が奏効するという結果が得られている新薬だ。成人を対象とした場合でも、2回以上の再発後でも21%が奏功していた。

 これまで再発・難治性T-ALLとT-LBLに対しては有効な治療薬が存在しておらず、患者側からもネララビンに対する期待は大きい。そのため、ネララビンは厚生労働省の未承認薬使用問題検討会議でも取り上げられていた。