米Pharmion社は、6月26日、第4世代と呼ばれる経口型プラチナ製剤であるサトラプラチンについて、欧州医薬品庁(EMEA)に販売承認申請したと発表した。

 適応は、プレドニゾンとの併用で、化学療法に失敗した転移性のホルモン療法抵抗性前立腺癌。Pharmion社によれば、欧州ではホルモン療法抵抗性前立腺癌患者は約8万人と推定している。

 この申請は、950名を対象とした、ホルモン療法抵抗性前立腺癌を対象としたフェーズIII臨床試験であるSPARC trialの試験結果を受けたもの。疼痛増悪までの期間の中央値がprednison単独群と比較して併用群が約3倍の66.1週に延長した結果などが示されていた。

 これまでのプラチナ製剤は注射型であったが、サトラプラチンは経口型であるため、患者は自宅で服用できることになる。また、これまでの化学療法で効果が得られない患者の新たな選択肢と期待されるといえそうだ。米国では、すでに承認申請を行い、優先審査を取得しており、同社によれば、今年8月には審査結果が得られるだろうとしている。

 Pharmion社は、satraplatinについて、ドイツGPC Biotech社と共同開発している。GPC社は、米Spectrum Pharmaceiticals社から、satraplatinの権利を導入していた