留学先の場所 : 
米国カリフォルニア州ロサンゼルス市
専門 : 
ヘルスコミュニケーション
留学先で取得した学位 : 
なし
留学先のウェブサイト : 
http://www.usc.edu/
留学先の特徴・売り : 
アメフトとファミリースピットに代表される南カリフォルニアのブランド大学。学費は高いらしいけど居心地は良い。
留学準備
願書締め切り日 : 
とくになし
願書以外に必要なもの(例:エッセイ・GRE・TOEFL・推薦状など) : 
客員研究員の場合、受け入れ研究者との親密度と受け入れ研究者の知人からのレコメンデーションレターが全てでした。
受験予備校や主なテキスト名 : 
何もしていません
準備期間 : 
のべ1年半くらい(メール連絡、米国の学会に参加、その他)
留学先へ入るためのアドバイス(自身の経験から)  : 
客員研究員という立場だったので、どの程度受け入れ研究者に面倒を見てもらうつもりか、事前に先方の意識や感覚を具体的に聞いておくことが重要です。自分は偉い先生だったので細かい面倒は見てもらいませんでしたが、その分、自由で自身の自主性、積極性に任せてもらえたので非常にありがたかったです。彼の寛大さのおかげで幅の広い学びが出来ました。治安の問題はもちろん、生活上の利便についても、地元の人とネットワーキングして、事前によくリサーチしておくべきです。
印象に残っているコース名(5つくらい) : 
ヘルスコミュニケーション関連
Communication in Public Health(Tess Cruz):公衆衛生の視点からのヘルスコミュニケーション論入門です。インタビューを受ける実習をしたり、新聞に記事を投稿する原稿を書いたり、全体を概観する上で非常にバランスが良いです。

Program Evaluation & Research(Thomas Valente):健康キャンペーンや予防教育の評価方法についての基礎講座です。講義は彼の著書Evaluating Health Promotion Programsに沿って進みます。

Media and Social Services: Design and Evaluation of Campaigns(Doe Mayer, Peter Clarke):映画学科の先生と医療関連のコミュニケーションの専門家2人による講義です。出資者の前で自分が設計したキャンペーンへの資金調達のためのプレゼンを行うことをコースの最終ゴールと想定しており、そのために必要な素養を学んでいくコースです。内容のバランスもよく夜開講なので社会人院生が多く受講していました。

上記3講義はUSCでヘルスコミュニケーションを学ぶ人にとって大前提となる必須の基礎3講座でしょう。

エンターテイメントエディケーション関連
Global Entertainment Education Programs(Michael Cody):ドラマを使った普及啓発活動について概観したいなら彼の講義を受けるべきです。発展途上国の例が多いですが、米国内の事例も増えてきています。

エイズ、研究費申請関連
Grant Writing in Communication(Lynn Miller):研究費申請書作成方法について実地に学びました。エイズ関連の申請だったので、申請書を作成するステップを通じて、DVDビデオなどインタラクティブなメディアを使ったエイズ予防教育の最先端の研究知見についても勉強できてありがたかったです。

上記詳細については
http://healthcomm.blog32.fc2.com/blog-category-16.html
も参考まで。

その他:
英語の発音に自信がない方は、留学してすぐ専門家(言語学科などで日本人への英語教育経験がある人が望ましい)から発音矯正を受けるといいと思います(自分はプライベート40ドル/1時間で10時間ほど受けてずいぶん意識が変わりました)。アダルトスクールや学校が用意したコースなどで安く英語を学びなおす方法もありますが、専門家による発音矯正(しかも第二言語としての英語教育経験の豊富な人による指導)は日本人にはすごく効果が高いと個人的には思います(良い先生が得られるか否かがポイントですが、言語学科の知り合いやCraigslistなど活用して先生探しをすると良いでしょう)。
学費(学位取得までにかかったもの) : 
学位は取得していませんが、2年半の滞在で(行き返りの引越し、生活セットアップ費用も含めて)総額2500万円以上は使っています(妻と子の家族3人)
留学中の生活費(月単位あるいは年単位でだいたいの額) : 
月に4500ドルを目安にしていました(家族の安全と利便を優先し、家賃の比較的高いところに住んでいました)。
年数(学位取得まで) : 
学位は取得していません。滞在は2年半でした。
奨学金など経済的援助元(もしあれば) : 
ファイザーヘルスリサーチ振興財団の留学助成金
http://www.pfizer-zaidan.jp/
および、自己資金のほかに親やお世話になっている知人からも一部借り入れました。
奨学金獲得方法 : 
申請書を出しただけです。借り入れは無利子または低利息で借していただける人にお願いしました。
留学先での居住環境(寮・賃貸・家賃など) : 
家賃1500ドル程度の賃貸アパート。家族の安全と利便を優先したので、通学には車で30分〜50分を要しました(混み具合による)
回答者
別府 文隆 氏(2006-2008年在学)

※本コーナーは、回答者の留学当時の情報を基にしています。最新の情報は、WEBサイト等で個別にご確認ください。臨床+αでは、当サイト内の情報に起因するトラブルに関しては責任は負いかねます。